節約!ヘルシー!簡単!えのきと油揚げのサッと炒め
<材料>
- えのき 一束
- 油揚げ 1~2枚
- しょうゆ or 麺つゆ 適量
- 砂糖 or みりん 適量
- 七味 お好みで
- 白菜の葉の部分 冷蔵庫にあれば、追加OK
このレシピは二十年ぐらい前に、ABCクッキングスタジオの先生に個人的に教えてもらいました。あまりにも簡単なので、教室では教えたことがないとのことです。
他にも三つぐらい簡単なレシピを教えてもらったのですが、踊子にとってはどれも面倒に感じられたので、実際に作ってみたのはこれだけです。それ以来、何度もリピしています。
是非、一度、騙されたと思って試してみてください。正直、見た目はかなり悪いです。踊子も初めて作った時は、自分で作っておいて「まずそう」と思いました。でも、茶色いものは美味しいんです。滲み出たえのきの旨味成分を油揚げが余すことなく吸い上げてくれるので、驚くほど美味しいです。旨味調味料いらずです。
しかし、この料理、人に振舞うのはお勧めできません。見た目が悪すぎて、誰も箸をつけようとしないからです😅
1. えのきは石付きを切り落とし、真ん中で二等分になるように切る。
軸のほうは適当な束に手でほぐす。

2. 油揚げはえのきと同じ長さの短冊切りにする。
油揚げには薄いものと少し厚いものがありますが、どちらでもOKです。お好みで選んでください。

油揚げも写真のように細く切る。
3. フライパンに適量の油を引き、中火で熱し、最初にえのきを投入する。
白菜があれば、えのきと一緒に投入する。
4. えのきがしんなりしてきたら、油揚げを入れ、砂糖(またはみりん)、醤油(または麺つゆ)を
適量入れ、味を整え、全体に味が馴染んだら火を止める。
えのきも油揚げも調味料を吸いやすく、火の通りも早いので、味が濃くならないように注意しま
しょう。麺つゆを使用する場合は、麺つゆに砂糖が含まれていることを考慮して、砂糖の量を少
な目にします。
このレシピに白菜の茎の部分を使用すると、どうしても味が濃くなりがちなので、葉の部分のみ
を使用することをお勧めします。
この時点で、えのきから結構、水分が出ているため、「サッと炒め」というよりは「サッと煮」
のような状態になっています。白菜や麺つゆ、みりんを入れると、水分がさらに増します。


5. お好みで七味を掛け、熱いうちに召し上がれ。

写真のように具だけをお皿に盛っておかずとして食べても良いし、汁ごとご飯にぶっ掛けて、丼ぶりのように食すのもお勧めです。
残った具と汁を利用して、卵とじ丼にしても美味しいです。
キノコは冷凍保存できる
ところで皆さんは、キノコが冷凍保存できるって知ってましたか?えのきに限らず、キノコ類全般は冷凍保存が可能です。安売りの時に多めに買って、冷凍保存しておけば、炒め物やパスタ、鍋物、スープなどに使用できて便利です。


キノコの冷凍保存の方法は簡単です。洗わずに食べやすい大きさに切り、キノコ同士がくっつかないように小分けにしてラップに包むだけです。小分けにすることで、冷凍庫から出してすぐに使えます。ビニール袋に入れる場合は、軽くほぐす、または完全に凍る前に軽くふってほぐしておくと良いでしょう。
えのきは手でほぐしてから、冷凍します。しめじでも太いものが混ざっている場合は、手で割いておきます。手で割くと、味が染みやすくなるような気がします。
エリンギは包丁で適当な大きさに切っておきます。 解凍後に切ろうとすると、凍っていて切れなかったり、クタっしすぎて切れなかったりしますから、必ず冷凍前に切っておきましょう。

凍ったキノコは解凍せずに、そのまま鍋やフライパンに投入します。予め、適当な大きさに切ってあれば問題ないです。レンジで解凍すると、水が出てびちゃびちゃになりますのでご注意を。キノコを解凍した時に出る水分には旨味成分がたっぷり入っています。旨味成分を逃さないためにも、凍ったまま鍋やフライパンに入れましょう。
ちなみに、キノコは洗って旨味成分が抜けてしまうと言われています。また、洗うと、冷凍保存したときにキノコ同士がガチガチにくっついてしまいます。どうしても汚れが気になるという方は、キッチンペーパーなどで軽く拭き取るといいでしょう。または、洗った後、キッチンペーパーで水気をよく拭き取っておきましょう。

冷凍保存したキノコはシャキシャキ感がなくなってしまいますが、その分、火の通りが早くなります。
キノコは冷凍したり、干したりすると旨味が増すとも言われています。干ししいたけの旨味成分が増しているのは誰にでも分かりますよね。冷凍キノコはそれほどはっきりとは分かりませんが、何となく旨味が増しているような気がします。
余談ですが、「旨味成分」は英語で「umami」と言います。英語には、「旨味」に該当する単語がないので、日本語をそのまま使用するようになったそうです
海外の料理番組を観ていると、シェフがよく「ウマーミ、ウマーミ」と言っています。

(イギリスのリュージ?)
踊子オススメ👍の麺つゆ
麺つゆって煮物、炒め物、そうめん、天ぷら、生姜焼き、炊き込みご飯などどんな料理にも使えて便利ですよね。麺つゆを使えばダシを取る必要もないし、誰でもそこそこの味に仕上がります。踊子も麺つゆを使いまくっています。
そんな踊子イチオシの麺つゆは、ズバリ「にんべんのつゆの素」です。

たまたま、スーパーで手に取ったこの麺つゆ。甘味と塩分のバランスが関東人の踊子の好みにぴったりでした!それ以来、まったく浮気もせずに、この麺つゆばかり買っています。あまり料理をしない踊子ですが、この麺つゆの1リットルボトルを1年に3本ぐらい使い切ってしまいます。関西の方のお口に合うかどうかはわかりませんが、関東の人には自信を持ってお勧めします!
そして、なんと言っても素晴らしいのは、化学調味料をあまり使っていないらしく、自然で優しい味わいです(詳しくはにんべんのHPでご確認ください)。
後で知ったのですが、コレ、売り上げNo.1の麺つゆらしいです。
さて、さて、今回のレシピはどうでしたでしょうか?「ビンボーずぼら飯」シリーズも今回で5回目となりました。
当初は、こんな適当すぎる、料理とも言えないようなレシピをインターネットで公開しても良いのだろうかと思っていましたが、意外なことに、結構、多くの人に読まれているようです。
需要があるようなので、これからも続けていきたいと思います。
「簡単レシピ」と謳っておきながら、結構、手のこんだレシピが多い中、踊子が紹介するレシピは偽りなく「簡単」です!今後とも、是非、長いお付き合いを!
最後に、今回もリュウジさんの虚無レシピをご紹介します。自分のことを「おじさん」と言ってますが、まだお若いですよね(笑)
今回の記事はいかがでしたでしょうか。皆さんのお役に立てれば幸いです。
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