よく考えたら、ペット保険は不要だった!

お金のこと

このブログはお一人様、貧困層の私が、節約、副収入、投資という3本柱を中心に、生活の立て直しを図る経緯を赤裸々、且つ、つぶさに語るブログです。
生活立て直しのための最初のステップとして、まずは一番簡単な節約に取り組みます。
今回の見直しの対象は、「ペット保険」!

ペット保険って本当に必要なの?

プロフィールにも書いてあるように、私は猫と一緒に暮らしています。ペットがいると、笑いが絶えないし、癒される。特に一人暮らしにとってペットは、大切な家族であり、兄弟であり、仲間であり、相棒であり、友達でもあります。
だけど、良い事ばかりじゃない。生き物だから、病気にもなるし、年も取る。その辺もちゃんと考えなければなりません。
ペットが病気になった場合、ペットの治療費は全額負担になります。人間のような国民保険制度がないので、ちょっとした病気や怪我でも、結構な金額になります。手術なんかしようものなら、100万円近くの出費を覚悟しなければならないことも…そのためにも、ペット保険は必要不可欠では…私も最近まで、そう思っていました。

しかし、リベ大の「ペット保険が不要な理由-お金の勉強 初級編」という動画を見て、その考えが変わりました。
以前から漠然と、「ペット保険は役に立たない」と感じてはいたのですが、その動画を見て、高額な治療費に対する漠然とした不安から、ずっと払い続けていたペット保険を解約することに決めました。

必要?不要?ペット保険 両学長 リベラルアーツ大学

ペット保険って、どんな場合に適用されるの?

うちの「にゃう」は尿管結石に起因する慢性腎臓病を患っているですが、ペット保険は慢性疾患には適用されないことが多いです。しかも、保険契約は一年ごとに更新しなければならず、保険料も年齢に応じて引き上げられていきます。そして、何年間も保険料を払い続けていても、この更新時に高齢で慢性疾患を持っている子は更新を断られることが多いです。高齢になった時のために長年、払い続けてきたのに、いざこれからという時に使えなくなってしまうのです。
また、多くのペット保険は、前述の慢性疾患だけでなく、健康診断やワクチン接種、ノミ・ダニ予防の薬などには適用されません。猫ニキビ(顎ニキビ)にも適用されません。90%近く適用されないのではないでしょうか?
そして、適用されたとしても、説明書にも書いてなかった複雑な計算式によって、支払い基準額を下回ってしまい、結局、適用外となってしまうのです。にゃうの場合も、週3回の治療を一ヶ月続けて、保険が適用されたケースは全体の1割弱でした。
しかし、にゃうは一時は命さえ危ぶまれるほどの状態に陥り、最悪の場合は快復手術が必要と言われました。その費用は150万円!(注:病院によって異なります。)恐ろしくて、ペット保険を解約なんて考えられませんでした。説明書をちゃんと読みもせずに、ペット保険にさえ入っていれば、最悪の場合もなんとかなると思っていたのです。
どうやって手術費用を工面しようかと頭を悩ませていた時、ある日、突然、おしっこと一緒に結石が排出され、にゃうはみるみる元気になりました。
そんな事があったので、にゃうが元気になった後も、「無保険は怖い」とずっと思っていました。
しかし、よく考えたら、先進医療にはペット保険は対応していないことが多いのです。猫の尿管結石の手術は非常に難しく、先進医療扱いとなる場合が多いので、保険に入っていてもあまり意味がないかもしれません。

ペット保険解約の節約効果

リベ大の「ペット保険が不要な理由-お金の勉強 初級編」という動画を見て、それらの事を思い出し、今回、固定費見直しの一環として、ペット保険を解約することにしました。

ペット保険の解約による節約効果は、以下のようになります。

882円(月額)×12ヶ月=10,854円/年

インターネット回線の乗り換えによって得た節約効果と合わせると
10,854円+22,620円=33,474円
の節約となりました!

リベ大の両学長は、ペット保険だけではなく、保険そのものが高額なぼったくり商品であり、不要であると説いています。
両学長の意見を取り入れた上で、私ができる範囲で保険の見直しをしていますので、

それらの記事もいずれ投稿致します。宜しかったら読んでください。

うちの子は腎臓病だった!見逃していた腎臓病のサイン

ここで、少しにゃうの病気についてお話ししたいと思います。皆さんの参考になれば幸いです。
うちの「にゃう」はミックス、9歳の女の子。引き取った当時は1歳で健康そのものに見えました。しかし、最初から異常に水を飲む子でした。譲ってくださった方も「この子はたくさんお水を飲む子だから」と、それをにゃうの個性のように言っていました。
無知だった私は、「水をたくさんの飲むと腎臓病の予防になる」、「水をたくさん飲むのは良いことだ」と考えていました。猫は腎臓病に罹りやすいので、腎臓病の予防のためにもたくさん水を飲ませることは大切なのですが、猫という動物は人に飼われる前は砂漠で暮らしていたため、本来はあまり水を飲まない生き物なのです。しかし、にゃうはとにかく水を飲む…今思えば、腎臓病のサインだったのです。

水をがぶ飲み猫 病気の可能性大 ねこ好き獣医いとぅー先生 

腎臓病になった猫の水の飲み方 ココとココアのお部屋

そして、8歳になったある日、突然、にゃうの体の中に潜んでいた腎臓病が暴れ始めたのです。カリカリどころかチュールすら食べられず、水も飲めず、胃が空っぽなのに、何度も泡立った胃液を吐く。あっという間にやせ細り、ほとんど動かなくなりました。
慌てて病院に連れて行ったところ、尿管にかなり大きな結石が複数、詰まっており、尿が排出されないため、腎臓が肥大しているとのことでした。尿石は一番大きいもので3mm近くあり、自然に排出される可能性は低いとも言われました。ちなみに一度、肥大化してしまった腎臓は元には戻りませんので、腎臓病と一生付き合っていかなければなりません。寛解はあっても、完治はないのです。
また、にゃうは腎臓の形が少し(いびつ)なので、大人になってから腎臓病になったのではなく、生まれつきの腎臓が悪かった可能性があるとも言われました。
とりあえず、その日は吐き気止めと痛み止めの点滴を打ってもらい、帰りました。点滴を打った直後は少し元気になり、少量のチュールぐらいなら食べられるようになるのですが、翌日にはまたぐったりしてしまう。
先生は、小康状態を保つには、最低でも1週間に3回は点滴しなければならないとおっしゃってしました。仕事をしながら1週間に3回病院へ通うのはかなり大変でしたが、それでも頑張って、一ヶ月ほど通い続けました。

自宅でできる腎臓病ケア―皮下点滴

最終的には、自宅で点滴を打てるように、先生から注射方法を教えてもらい、私が自宅で一日置きに点滴をするようになりました。

自宅でできる皮下点滴 ごとふ動物病院

最初は針を刺すのも怖く、私が怖がるせいで、にゃうも余計に怖がってしまいましたが、「追い込まれれば、何でもできる」が私のモットー。何回かトライしているうちに、なんとか点滴が打てるようになりました。

私は一人暮らしなので、片手で嫌がるにゃうを押さえつつ、もう片方の手で注射をしなければなりませんでしたが、ご家族がいらっしゃる方は二人で行うと良いと思います。
お一人の方は、猫をタオルでグルグル巻きにしたまま、片手で抱えるようにすると良いでしょう。
また、一般家庭には点滴スタンドがないので、代わりに鴨井にハンガーを掛けて、そこに点滴液を吊るすなどの工夫が必要です。

これを読んで、「私には注射なんてできない」と思った皆さん。自宅での点滴にはメリットが沢山ありますので、是非、トライしてみてください。

自宅で点滴をするメリット

  1. 移動の負担がない
    (私の場合は、徒歩+バス+電車移動だったので、それだけでもかなりの負担でした。)
  2. 動物病院での緊張やストレスがない
    (猫は犬と違って、自宅から出たがらない動物です。自宅にいられる安心感は大きいです。臆病な子なら、なおさらです。)
  3. 待ち時間がない
  4. 飼い主の負担軽減
  5. 治療費が安くすむ(病院の1/3~1/2

デメリット

  1. 素人が針を刺すので、病院よりは痛い

ぐらいのものでしょうか。メリットとデメリットを比べたら、猫自身だって「自宅での点滴のほうが良い」を選ぶと思います。

以上。ご参考になったでしょうか。皆さんのお役に立てれば幸いです。
皆さんの猫ちゃんができるだけ元気に暮らせますように、遠くから祈っています。


動物病院でよくお勧めされるロイヤル・カナンです。最初に値段を聞いたときは、驚きました!
かなりお高いですが、すごい美味しいみたいです。うちの子が初めてロイヤル・カナン(美動物病院でもらった試供品)を食べたときの顔が忘れられません。「こんな美味しいもの、世の中にあったんだ!」という顔をしていました。食欲のないときでも、ロイヤル・カナンだけは少しですが食べられました。
その後、安いキャットフードに戻したら、まったく食べてくれなくなって苦労しました。


リーズナブルなお値段ですが、同じような価格帯の中では一番、美味しいみたいです。コンボはCMにお金を掛けていないので「〇のスプーン」や「シー〇」よりも安いですが、うちの子はこちらのほうが好きです。猫の反応を見れば、キャットフード売上No.1なのも納得です。
ただし、うちの子は腎臓病なので、念の為、コンボに含まれている煮干しは取り除いてあげています。


どこまで効果があるかは未知数です。獣医師さんに「腎臓病用チュールをあげたほうがいいですか?」と聞いたところ、「あげないよりはいいじゃない」というような反応が返ってきました。本当に具合が悪い時は、飼い主としては、とにかく何でもしてあげたいもの。これを少量だけ頑張って食べてもらっていました。


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