2025年 桜ドリンク特集

その他いろいろ

ローソンの桜ラテ、忖度なしのレビューは星ゼロ ☆☆☆☆☆

ローソンの桜ラテはどこで買えるの?

踊子は母に桜ラテを飲ませてあげたくて、4件ほど近くのローソンを回ってみましたが、どこも取扱いがありませんでした。しかも、どの店員さんも桜ラテの存在を知らないようでした。しかも、「この人、他のコンビニと勘違いしていない?」と疑惑の目を向けられる始末でした。
よく調べてみると、桜ラテを提供できる店舗は全国でも41店舗だけです。都内では7店舗のみだとおか。闇雲に探しても、見つからなかった訳です。
ネットで調べると、ラッキーな事に職場から自転車で30分ぐらいの所に桜ラテを提供している店舗がありました!

ローソン 久が原一丁目店
お店の許可を得て、撮影しています。

早速、自転車を漕いでローソン 久が原一丁目店へ向かいました。世田谷ほどではないですが、大田区も結構、坂が多いですので、体感的には40分ぐらいに感じました。
お店に着くと、学生アルバイトらしい店員さんが対応してくれました。
おずおずと「桜ラテって注文できますか?」と切り出すと、笑顔で「はい!」と答えてくれました。
「おおっ!今までの店舗と違って、これは良い感触!」と期待に胸を弾ませて、桜ラテを注文する踊子でした。
が…若い店員さんは作り方をよくわからなかったらしく、エスプレッソをカップの半分ほど入れた時点で、選手交代。奥から出てきた年上のシュッとした店員さんにバトンタッチしました。
店員さんのプロっぽい見た目に「この人がファンタジスタかあ。プロっぽいなあ」と感心しましたが、5分ほど経ってもまだ出来ず、何度もバックヤードに戻ってはマニュアルを確認している様子。カウンターで待っている私から隠すようにして、何かをコネコネ執拗にかき混ぜています。
最終的に出来上がったのは、10分ぐらい経ってから。見た目はそれっぽくなっていますが、カップを持った時点で、かなり冷めているのが分かりました…

いざ、実食…看板に偽りあり!

すぐ近くに公園があったので、ベンチに腰を掛けて一口飲んでみました。
ぬるいイチゴ・オ・レの味です。
「そうだ!桜ラテはちゃんとかき混ぜないといけないんだっけ!」
ネットのアドバイスを思い出した私は、よくかき混ぜてみましたが、ぬるいので、チョコもマシュマロのよく溶けず、桜の香りもまったくしません。

それでも、念入りに混ぜてから飲んでみると、「激甘!」「酸っぱい!」「イチゴの味が異常に強い!」
エスプレッソの苦味とイチゴの酸味がまったく合っていません。相性最悪です。好き嫌いなくなんでも食べられるこの踊子が3口で気持ち悪くなり、ギブアップするほどの不味さでした!
公園の端のほうにカップの中身を捨てると、イチゴ色をしたゼリー状の塊がゴロゴロと出てきました。こんなに大量のイチゴゼリー(?)を投入したら不味いに決まってます。小さい紙コップの1/3ぐらい入っています。エスプレッソとミルクの量に対して、イチゴの量が明らかにオカシイです!
桜ラテを「甘味と酸味のバランスが絶妙!」なんてネットに書き込んでいる人は、自分では飲んだことがないか、インスタ映えしか考えていないのかもしれません。また、「知識と接客スキルに優れたファンタジスタが淹れてくれる」とか書いている、ローソンの広報の人はこの事実を知っているんでしょうか?品質が保証できないなら、来年から、この企画は止めて欲しいです。ファンタジスタの設定も怪しいものです。
美味しい桜ラテが飲みたい人はローソンは避けて、スタバとかドトールで試してみてください。(踊子は飲んだことがないので、味は保証できせんが…)
それにしても、皆さん、なぜ、桜とイチゴとコーヒーを無理に組み合わせようとするのでしょうか?

シンプルに「桜+ミルク」か「ミルク+イチゴ」でいいと思うのですが…

カップの底に大量に沈んでいた謎の赤い塊(汚い画像ですみません。
でも、これで不味さが伝わるかな?)

あの店員さんはこれを溶かそうと思って、コネコネしていたのかもしれません。
ローソンのHPではイチゴソースが入っていると書かれていましたが、イチゴソースではなく、イチゴゼリーのような塊になっていました。もしかしたら、去年の残り物かもしれません。古くて固まってしまっていたので、強く押したら、ブシュッって出過ぎてしまったのかな?
不味いってわかっていて、澄まし顔でこれを差し出した店員さんに怒りが湧いてきました。だって、すごく楽しみにして、わざわざ自転車で30分も掛けて行ったんですよ。
この日の踊子は、「桜ラテ」を一日の一大イベントにしていたので、気持ちが(しぼ)むだけでなく、すっかり悲しくなってしまいました。

貧乏人はこうやって企業の宣伝トラップに引っ掛かる

貧乏人の踊子にとって、380円は大金です!普通のコーヒーが3杯も買えるほどの金額ですよ!それでこれはないよ!
そして、これは実体験なのですが、貧乏人は懐にも心にも余裕がないので、380円でもキレるのです。お金持ちだったら、「コンビニのコーヒーだったら、380円出してもこんなものだよね」って笑って流せるかもしれませんが、貧乏人にとって「380円」のコーヒーは笑い流せない金額なのです。期待が大きい分、失望感も半端ないのです。

悲しいことに、踊子は馬鹿な消費者の典型的な行動を取ってしまいました。桜ラテに380円も費やした挙句、飲まずに捨てた、別のコンビニで口直しにカフェオレを買い直す…
貧乏人はこうやってネットの情報に踊らされて、さして欲しくもない物に余計なお金を使ったり、気分に振り回されて無駄遣いをするのですね。そして、企業が馬鹿な消費者のために仕掛けたありとあらゆる子供騙しのトラップに引っ掛かってしまうのです。しかも、それを一生繰り返す…ウォーレン・バフェット氏が呆れて、頭を横に振りそうです。反省…

日本も今やどんどん貧しくなり、高齢者の約3%は生活保護世帯です。ただでさえ、貧困層は心にも生活にも余裕がなくギスギスしているのに、貧国に加えて、高齢となるとさらにトゲトゲしくなってしまいそうです。
踊子も今のままではそのような高齢者になりかねません。しかも、貧乏人は日々の生活に追われているので、お金の勉強をする余裕もない。だから、さらに貧乏になっていく…。今年こそは、こんな負のループから抜け出そうと思っていたのに、去年と同じ事をしています。

踊子のブログを読んでくださっている人の大半は、踊子のようにお金の勉強に目覚め始めたばかりの人だと思います。私も半年前までは「投資の神様ウォーレン・バフェット」の名前さえも知らなかった馬鹿なマス層の人間です。でも、焦らず、腐らず、一から一緒に勉強していきましょう。努力した分、今年の年末には何かが変わっているかもしれませんよ。

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