皆さん、こんにちは。笛吹き踊子です。
ここ数日、数年ぶりの頭が冴え、昔の感覚を取り戻していたのですが、今日はまたブレインフォグが復活してしまいました。しかし、月収5万円アップのためにはそんな事も言ってられません。気を引き締めてまいりましょう!
何となくスマホの故障保険に加入したけど…
今回のテーマは「スマホ料金の見直し」です。
スマホ料金の見直しと聞いて、「キャリアの乗り換え」と思った人は、残念ながら不正解です。
このブログは情弱中高年向けのブログなので、「キャリアの乗り換え」はハードルが高すぎます。というか、踊子にはできませんでした。なぜか新しいキャリアのSIMカードが読み込めず、断念しました。
ですので、今回はキャリアの乗り換えではなく、スマホの料金の内訳を見直します。
皆さんもご存じのように、スマホの故障保険とは水没や画面割れした時に無償、または有償で修理または交換をしてもらえるサービスのことです。後述しますが、「無償交換」の場合でも、実質0円にはならないケースがありますので、ご注意を!
私は注意力散漫なせいもあって、日頃から結構、スマホを落としたりします。なので、よく考えないまま、というか、まったく考えないまま、故障保険に加入していました。
しかも、故障保険に加入したことを忘れていたので、故障保険を利用しないまま、壊したスマホを二回も買い替えていました! 今回、家計の見直しを行う中で、毎月のスマホ料金を見直していたら、「故障保険料」なる項目が明細書に含まれていることに気が付き、やっと思い出しました。自分でも、自分の馬鹿さ加減に呆れてしまいます 😥

(雨の日に水溜まりに落とした後、通行人に踏まれました)

今、手元には慌てて家電量販店で購入したスマホがあるのですが、このまま故障保険を使わないのもなんだか損したようで悔しいので、色々と調べてみました。
その結果、壊れたスマホが手元にあれば、故障保険が利用できることが分かりました。そこで押し入れの中を探したところ、壊れたスマホが2台も出てきました。捨て方が分からず、しまっておいたんですね。 そのうちの一台は家電量販店で購入したものなので補償に対象にはなりませんが、もう一台はキャリア会社(私の場合はIIJmio)から直接、購入した物なので、故障保険の対象となることが分かりました。
このスマホを壊したのは、3ヵ月ほど前です。それを今頃、交換してもらうのは、なんだかズルをしているような気になりますが、毎月、ちゃんと料金を払っているのですから、正当な権利です。
受け付け窓口でも破損状況は訊かれましたが、壊れた時期については全く訊かれませんでした。
電話口で交換に必要な情報をオペレーターに伝えると、問題なく手続きを進めてくれました。私が使っていた物と同じ機種は在庫がないので、上位の機種を送ってくれるとのことでした!ラッキーです! 新しいスマホは翌日には、自宅に送られてきました!


新しい機種はCPU性能もアップし、急速充電機能やお財布機能など、今までにはなかった機能も付いていました!
早速、充電してみましたが、充電時間が驚くほど短かったです!想像以上で感激しました。 おサイフケータイもすごく便利でした。昨今はパスモ、スイカなどの交通系カードの発行が制限されているので、おサイフケータイがないと公共交通機関を利用する際に非常に不便です。
もしも、固定費の見直しをしなければ、新しいスマホを手に入れることもなく、今後もムダなお金を毎月払い続けていたと思います。新しいスマホは固定費を見直したご褒美ですね。
安くても、機能的には十分。画面も大きく、インターネットもサクサク。
スマホの故障保険を利用する際に確認すべきもの
故障保険を利用する際には、以下の三点を確認しておきましょう。
- サービスコード(補償サービス契約番号のようなもの。キャリアによって、名称は異なる。)
- 初期IMEI番号(本体の製造番号のようなもの。キャリアによって、名称は異なる。)
- スマホを分割払いで購入した場合は、支払いが済んでいるかどうか。(支払いが完了していない場合は故障保険が適用されない可能性があります。)
これが分からなければ、どれだけ電話口でごねても補償はしてもらえません。
これらの番号は、スマホ画面→キャリアのホームページ→マイページから確認できますが、スマホが全損状態で電源も入らない場合は確認のしようがありません。
これらの番号は、スマホ画面→キャリアのホームページ→マイページから確認できますが、スマホが全損状態で電源も入らない場合は確認のしようがありません。
そのためにも、パソコンのほうにもマイページを登録しておきましょう。幸い、私はPCにマイページを登録してあったので、スマホが使えなくなっても、契約内容を確認することができました。
多くの場合、スマホの修理・交換依頼は、ウェブではなく、電話でしか受け付けてくれません。理由はなぜか分かりませんが、とにかくウェブでは受け付けませんというのです。スマホが壊れているのに、電話でなければ修理または交換を受け付けてくれないというのは何か作為を感じますね。
一人暮らしで、家に固定電話がなく、誰にもスマホを貸してもらえない場合は、公衆電話を利用するしかありません。この段階で、心が折れてしまいそうになるかもしれませんが、諦めないように!
故障保険が本当に必要かどうか計算してみた ―購入後2年で故障した踊子の場合―
踊子が壊したスマホの価格は26,500円でした。保険に加入していた期間は25ヶ月、約2年です。
故障時には同じ機種の在庫がないとのことで、上位機種(27,800円)に交換してもらえました。
- 今まで払ってきたスマホ故障保険料
月額418円×25ヶ月=10,450円 - スマホ交換時の手数料*:5,500円
(*無償交換と言っても、実際には何らかの追加料金が掛かる場合が多いようです。)
10,450円+5,500円=支払い合計15,950円
一方、新しいスマホの本体価格は27,800円です。それを15,950円の保険料で手に入れたので、11,850円得したことになります。
(計算が複雑になるので、古いスマホと新しいスマホの差額は除外しています。)
27,800円-15,950円=お得11,850円
故障保険が本当に必要かどうか計算してみた ―格安スマホの場合―
では、スマホの故障保険が本当に必要かどうか、検証してみましょう。 最初に、中高年の6~7割が使用しているAndroid系の格安スマホの場合で計算します。 *格安スマホ:ここでは3万円以下のスマホと定義しています。
スマホ本体価格27,800円÷月額故障保険料418円=66ヶ月(約5.5年)
(計算が複雑になるので、交換手数料5,500円は除外して計算しています。)
格安スマホの場合、上記の計算式から、使用期間が約5.5年を超えると、スマホの本体価格よりも支払ってきた保険料のほうが高くなることが分かります。つまり、格安スマホの場合、損益分岐点は5~6年ぐらいということですね。それ以上、保険料を払い続けると明らかに損をします。保険の意味がないですね。
結論:格安スマホの場合、故障保険は不要
頻繁に買い替える若年層と違って、中高年の場合、10年ぐらい同じスマホを使い続ける事も珍しくありません。故障保険を契約しておくと、「気持ち的には安心」ですが、「実際は損をしている」なんて事にもなりかねませんので気を付けましょう。
故障保険が本当に必要かどうか計算してみた ―高額スマホの場合―
格安スマホの場合は、5~6年が損益分岐点であるようですが、iPhoneのような高価なスマホの場合は、どうなるでしょうか?
10万円のiPhoneを例にとって、計算してみました。
ここで注意したいのは、スマホの故障保険料は、スマホの本体価格によって変わることです。IIJmioの場合、格安スマホの故障保険料は月額418円、高額なスマホの場合は550円となっています(2024年10月時点)。 例えば、10万円のスマホを購入した場合、下の計算式から、損益分岐点は約181ヶ月(約15年)になります。
スマホ本体価格100,000円÷月額故障保険料550円=181ヶ月(15年)
(計算が複雑になるので、交換手数料5,500円は除外しています。)
損益分岐点(15年)に達する前に、一度ぐらいは水没や画面割れの可能性がありそうですから、高額スマホの場合は、故障保険に入っていても無駄にはならなそうです。
中古スマホは節約にならない
通信費を安くする方法として、インターネットで中古スマホを購入し、SIMだけを格安キャリアから購入するという方法もありますが、個人的にこれはあまりお勧めしません。
なぜなら、中古スマホは「安かろう、悪かろう」だからです。
中古のスマホには、価格、スペック、に加えて「バッテリー残量」が表示されていますが、これが80%を下回っている場合は避けたほうが無難です。
安い中古スマホを買って、バッテリーだけを交換して使うという方法もありますが、バッテリー交換には1万円ぐらいかかります。
中古スマホを使用するストレスを考えると、新品の格安スマホを買ったほうがストレスなく過ごせそうですね。
私は中国製のスマホXiaomi(上の写真のスマホ)を使っていますが、まったく問題ありません。通信速度も普通だと思います。
昔のXiaomi(シャオミ)には「安いスマホしか買えない人が仕方なく買う」というイメージがありましたが、最近はXiaomi社製のスマホの売れ行きが良く、上位機種もバンバン出すようになりました。今ではかなり強気の価格設定の物もあり、Xiaomi社の自信のほどがうかがえます。
昔のXiaomiは安いスマホしか買えない人のための物という感じでしたが、売れ行きが好調で、その分の利益を技術開発に回しているのか上位機種もバンバン売り出すようになりました。かなり強気の価格設定の品もあり、Xiaomiの自信のほどがうかがえます。
店頭では、XiaomiのRedmiと同じ価格帯のスマホとして、モトローラ社製のスマホを勧められることも多いのですが、モトローラ社製のスマホにプリインストールされているアプリがあまり日本人向けではないので使い辛く、バッテリーの持ちも悪いのでお勧めできません。
話は少し逸れますが、以前、私は中古のソファーを購入したことがあります。見た目もキレイで新品同様です。良い買い物ができたと喜んでいましたが、実際に使ってみると、ソファーの中央部分のスプリングがへたっていて、座り心地が悪く、腰が痛くなってしまいました。 結局、そのソファーはほとんど使わないまま、粗大ごみとして処分することになりました。まさに、「安物買いの銭失い」でした。
しかし、中古品がすべて悪いかと言うと、そうではないと思います。例えば、ベビーカーやベビーベッドのように短期間しか使えない物は、中古やレンタルで十分だと思います。ケースバイケースですね。
結論
スマホの故障保険がお得か、否かはケースバイケース!
- 格安スマホに故障保険は不要(保険期間が5~6年を超えると払い損)
- 高価なスマホには、故障保険は必要(保険期間が15年を超えると払い損)
スマホの故障保険がお得かどうかは、スマホの本体価格、使用期間、キャリアごとに定められた契約条件、どのくらいの使用期間で壊れるかなどによって変わってきます。 ご自分の状況に合わせて、賢く選択しましょう。
今までよく考えずにスマホの故障保険に加入されていた方も、これを機に保険を見直してみませんか?
踊子は新しいスマホを受け取った翌日に故障保険を解約しました。ちなみに、故障保険の解約による節約効果は以下のとおりです。
スマホ故障保険の解約による節約効果
418円×12ヶ月=年間5,016円
また、故障保険の解約に併せて、スマホ画面に貼ってある保護ガラスを二重にし、落とさないようにスマホストラップを付けました。


いつか、生活が安定し、鬱状態から抜け出せれば、ブレインフォグも治り、スマホを壊す確率も下がると信じています。
まとめ
- 格安スマホには、故障保険は不要
- 高価なスマホには、故障保険が必要
- 中古スマホは節約にならない
- 故障保険を利用して新しいスマホに交換してもらったら、11,850円得した!
- 故障保険を解約したら、年間5,016円の節約!
いかがでしたでょうか。皆様にも一度、スマホ料金の明細書をじっくりと見直すことをお勧めします。不要な項目が含まれているかもしれませんよ。
2024年、踊子は以下の5つの固定費の見直しを実行しました。その効果は以下のとおりです。
- スマホの故障保険の解約:年間5,016円
- スマホのかけ放題プランの解約:年間18,876円
- インターネット回線の乗り換え=22,620円
- ペット保険の解約=10,854円
- 医療保険の解約:年間108,756円
合計:166,122円/年
数字だけ見ると、家計の見直し効果が出ているように思いますが、逆を言えば、それだけ無駄な出費が多かったという証拠でもあります。
それに、残念ながら、節約して浮いたお金もいつの間にか消えてしまい、投資に回せていません。賢い節約とは、ただ節約するだけでなく、節約で浮いたお金を投資に回して増やすことです。 例えば、浮いたお金を毎月5,000円ずつ新NISAに投資すれば、5年後には利子が2万円になります。これが理想ですが、実際にはなかなか難しですね。
2024年内に固定費の削減を終わらせたので、2025年は日々の細かな無駄遣いを減らすつもりです。こちらのほうは、固定費の削減より額が少ない割には、強い意志が必要です。しかし、長い人生トータルで見れば、日々の節約は固定費の削減よりも大きくなるでしょう。
踊子は豆腐メンタルなので、ちょっとした気分の浮き沈みで無駄遣いをしてしまいますが、できる範囲で頑張ろうと思います。
おまけ
今回のテーマと直接、関係はありませんが、新NISAについて詳しく知りたい方のために、神レベルに分かりやすい動画のリンクを貼っておきます。参考になさってください。
日本人は世界の中でも、マネーリテラシーが低い民族と言われています。それは学校でも家庭でも、お金に対する教育がほとんどされてこなかったからです。しかし、そんな日本でも、2022年度から小学校、中学校、高校で金融教育が義務化されました!素晴らしい事ですね。これからの日本を生き抜く上で金融教育は必須ですね。先生たちも金融教育を受けてこなかった世代ですから、忙しい中、勉強しなければならないことも増えて大変でしょうが、先生自身のためにもなりますし、また、私達のような愚かな世代をこれ以上増やさないためにも、是非、頑張って教えてください。
私もお金にはかなり疎い方でしたが、ある日、偶然、リベ大の動画を見て、自分のマネーリテラシーの低さに改めて気付かされたと同時に、自分みたいな人間でもまだやり直せるんじゃないかと思いました。
リベ大の動画は非常に分かりやすく、マンガ仕立てになっているので素人でも取っつき易いです。お金の話だけではなく、両学長の人生全般に関する深い話なども聞けて、勉強になります。
動画の中で、両学長は「経済的自由」という言葉をよく口にします。お金が増えると、嫌な仕事や人間関係を我慢せずにすむようになります。会社に縛られず、人の顔色を窺わず、自由な生き方ができます。好きな仕事をして、好きように人生を生きることができます。これを「経済的自由」と言うのだそうです。今、踊子は本当に不自由な生活をしていますから、学長が言う「経済的自由」を手にしたいと心の底から思ったのが、起爆剤になりました。ぐだぐだだった自分に活を入れることができました。
また、貧困から脱出できると、頭の回転も良くなります。頭の回転が良くなると、機会損失も少なくなります。機会損失も少なくなると、経済的に豊かになります。経済的に豊かになると、生活に余裕ができます。生活に余裕ができると、心にも余裕ができます。
この世の中、お金が全てではありませんが、お金があれば自由度が上がるのも確かです。それって、人生においてかなり重要なことではありませんか?
皆さんも私と一緒にお金の勉強をして、経済的自由を達成し、自由も掴みとりましょう。
余談ですが、人は貧困に陥ると、頭の働きが鈍くなるそうです。しかし、貧困から脱出すると、頭の回転が良くなり、それが良い生活に繋がるという好循環が生み出されます。 この世の中はお金が全てではありませんが、お金で解決できることは沢山ありますし、お金があれば嫌な事を我慢しなくてもよくなり、自由になれます。心が軽くなります。経済的自由を手にして、身も心も軽く生きたい!踊子はそのために頑張っています。
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