ちょっとしたスマホ料金の見直しで、年間8,616円の節約!

お金のこと

皆さん、こんにちは。笛吹き踊子です。
ここ数日、数年ぶりの頭が冴え、昔の感覚を取り戻していたのですが、今日はまた⤵ってしまいました。が、そんなことは言ってられません。月収5万円アップのために、気を引き締めてまいりましょう!

スマホの端末補償サービスは必要か?

今日のお題は「スマホ料金の見直し その1」です。
スマホ料金の見直しと聞いて、「キャリアの乗り換えかぁ」と思った人、残念ながら不正解です。
このブログは情弱(じょうじゃく)中高年向けのブログなので、いきなり「キャリアの乗り換え」はちょっとハードルが高いです。ですので、今回はキャリアの乗り換えではなく、「スマホの端末補償サービス」の見直しを行います。
皆さんもご存じのように、スマホの端末補償サービスとは、水没や画面割れした時に無償で修理または交換をしてもらえるサービスのことです。実質的には無償ではないのですが、「無償で交換」って魅力的な謳い文句ですよね。

私は注意力散漫なせいもあって、日頃から結構、スマホを落としたりします。なので、よく考えないまま、というか、まったく考えないまま、端末補償サービスに加入しました。しかも、端末補償サービスに加入したことを忘れていたので、補償サービスを利用しないまま、壊したスマホを二回も買い替えてしまいました!
今回、家計の見直しを行う中で、毎月のスマホ料金を見直していたら、「端末補償サービス料金」なるものが含まれていることに気が付きました。自分でも、自分の馬鹿さ加減に呆れてしまいました。

バキバキに割れたスマホ画面
(雨の日に水溜まりに落とした上に、通行人に踏まれた)
裏面のカメラレンズも割れている

もう既に、家電量販店で慌てて買ったスマホが手元あるのですが、このまま端末補償サービスを使わないのもなんだか損したようで悔しい。そこで色々、調べてみました。
調べた結果、壊れたスマホが残っていれば、端末補償サービスが利用できることが分かりました。そこで押し入れの中を探したところ、壊れたスマホが2台出てきました。捨て方が分からず、とってあったんですね。
そのうちの1台は、キャリア会社(私の場合はIIJmio)から直接、購入した物なので、端末補償サービスの対象となりました。

このスマホを壊したのは、3ヵ月ほど前です。今頃、交換してもらうのは、なんだかズルをしているような気になりますが、毎月、ちゃんと料金を払っているのですから、正々堂々と要求できます。
受け付け窓口でも、壊れた時期は問題にしていないらしく、破損状況は訊かれましたが、いつ壊れたかについては全く訊かれませんでした。
新しいスマホは翌日、自宅に送られてきました。

古いスマホ(Xiaomi Redmi Note 11)                   
新しいスマホ(Xiaomi Redmi 12 5G)

新しい機種はCPU性能もアップし、急速充電機能やお財布機能など、今までにはなかった機能も付いていました!
早速、充電してみましたが、充電時間が驚くほど短かったです!想像以上でした。

おサイフケータイもすごく便利でした。昨今はパスモ、スイカなどの交通系カードを廃止にする動きが加速していますので、おサイフケータイがないと非常に不便です。
もしも、固定費の見直しをしなければ、新しいスマホを手に入れることもなく、今後もムダなお金を毎月払い続けていたと思います。固定費を見直したご褒美ですね。


安くても、機能的には十分。画面も大きく、インターネットもサクサク。

重要
端末補償サービスを利用する際には、以下の二つが必要になります。

  1. サービスコード(補償サービス契約番号のようなもの。キャリアによって、名称は異なる。)
  2. 初期IMEI番号(本体の製造番号のようなもの。キャリアによって、名称は異なる。)

これが分からなければ、どれだけ電話口でごねても補償はしてもらえません。
これらの番号は、スマホ画面→キャリアのホームページ→マイページから確認できますが、スマホが全損状態で電源も入らない場合は確認のしようがありません。
これらの番号は、スマホ画面→キャリアのホームページ→マイページから確認できますが、スマホが全損状態で電源も入らない場合は確認のしようがありません。
そのためにも、パソコンのほうにもマイページを登録しておきましょう。幸いにも、私はPCにマイページを登録してあったので、スマホの電源が入らなくても、契約内容を確認することができました。

また、どのキャリアの場合でも、スマホが壊れた場合の修理・交換依頼は電話でしか受け付けてくれませんが、一人暮らしで、他に電話を持っていない人は公衆電話を利用しましょう。この段階で、心が折れて諦めないように!

格安スマホの場合

では、最後に端末補償サービスに加入していたことで、どれだけ得をしたのか計算してみましょう。

  • 今まで払ってきた端末補償サービス料金
    月額418円×25ヶ月=10,450円
  • スマホ交換時の手数料:5,500円
    (注:実際には、何らかの追加料金が掛かる場合がほとんどです。)

10,450円+5,500円=出費合計15,950円

27,800円-15,950円=お得11,850円

端末補償を利用しないまま、ずっと端末補償サービス料金を払い続けた場合

では、端末補償を利用しないまま、ずっと端末補償サービス料金を払い続けた場合はどうなるでしょうか?計算してみましょう。

27,800円÷418円=66ヶ月(約5.5年)
(計算が複雑になるので、交換手数料5,500円は除外して計算しています。)

格安スマホ*の場合、使用期間が約5.5ヶ月を超えた時点で、スマホ代金よりもそれまで支払ってきた端末補償サービス料金のほうが高くなってしまいます。つまり、損益分岐点は5~6年ぐらいということです。

頻繁に新しい機種に買い替える若年層と違って、中高年の場合、5~6年ぐらい同じスマホを使い続ける人は珍しくないと思います。気を付けましょう。

*格安スマホ:ここでは3万円以下のスマホと定義しています。

高額スマホの場合

格安スマホの場合は、5~6年が損益分岐点であることが分かりましたね。
では、iPhoneのような高価なスマホの場合は、どうなるでしょうか?
中高年の6~7割は安価なAndroid系スマホを使っているようですが、一応、計算してみました。

端末補償サービス料金は、スマホ本体の価格によって変わります。IIJmioの場合、格安スマホは418円、高いスマホは550円となっていました。
例えば、10万円のスマホを購入した場合、単純計算では、損益分岐点は約181ヶ月約15年になります。

100,000円÷550円=181ヶ月(15年)
(計算が複雑になるので、交換手数料5,500円は除外しています。)

常識的に考えて、同じスマホを15年以上使い続ける人は滅多にいないと思うので、高額スマホの場合は、端末補償サービスに入っておいたほうが確実にお得ですね!

中古スマホは節約にならない

通信費を安くする方法として、インターネットで中古スマホを購入し、SIMだけを格安キャリアから購入するという方法もありますが、個人的にこれはあまりお勧めしません。
なぜなら、中古スマホは「安かろう、悪かろう」だからです。


インターネットにはスペックの高い中古スマホ(iPhoneなど)が多く出回っています。傷も少なく、状態も良さそうに見えますが、人は状態の良い物を手放しますか?しませんよね。何らかの理由があって、使い勝手が良いなくなったので手放したのです。
人が高いスマホを手放す一番の理由は「バッテリーの持ちが悪くなった」です。出先でも、すぐに充電切れになってしまうのは、ストレスでしかありません。結局、我慢しながら1年ぐらい使って、買い替えることになると思います。
ですので、中古のiPhoneを買うぐらいなら、新品の格安スマホをお勧めします。私も最初は中国製のXiaomiを使うのは心配でしたが、まったく問題ありませんでした。


昔のXiaomiは安いスマホしか買えない人のための物という感じでしたが、売れ行きが好調で、その分の利益を技術開発に回しているのか上位機種もバンバン売り出すようになりました。かなり強気の価格設定の品もあり、Xiaomiの自信のほどがうかがえます。
逆に、XiaomiのRedmiと同じ価格帯のモトローラ社製のスマホは、バッテリーの持ちが悪くお勧めできません。

話は少し逸れますが、以前、私は中古のハイブランドのソファを安く購入しました。見た目もキレイで新品同様です。良い買い物ができたと喜んでいましたが、実際に使ってみると、ソファの真ん中部分のスプリングがへたっていて、座り心地が悪くて仕方がありません。しかも、この忌々しいソファが部屋の1/3を専有しています。結局、私はお金を払ってソファを処分することになりました。節約するつもりだったのに、購入費用と処分費用の二重に出費になってしまったのです。最初から新品を買えば良かった後悔しました。
しかし、中古品すべてが悪いというわけではないと思います。例えば、ベビーカーやベビーベッドのように短い間しか使えない物は、中古やレンタルでも構わないと思います。ケースバイケースですね。

結論

スマホの端末補償サービスがお得かどうかは、スマホの価格、使用期間、キャリアごとに定められた契約条件、どのくらいの頻度で壊すかなどによって変わってきます。
ご自身の状況に合わせて、賢く選択しましょう。

契約内容を見直す際に、チェックする項目は以下の6点です。

  • スマホの購入代金
  • スマホを分割払いで購入した場合は、支払いが済んでいるかどうか
  • 使用期間
  • 端末補償サービスの月額料金
  • 端末補償サービスの料金とは別に、修理・交換時に必要となる手数料
  • PCにマイページを登録してあるかどうか

私の場合はスマホの分割払いは完了していましたが、支払いが完了していない場合は端末補償サービスの内容が変わってくる可能性があります。

今、私の手元には2台のスマホがあります(端末補償サービスを利用して入手したスマホと、家電量販店で慌てて購入したスマホ)。
家電量販店で購入したスマホを手元に残して置き、端末補償サービスを利用して手に入れた新品のスマホをメルカリに出せば、15,000~20,000円ぐらいで売れると思いますが、私はかなり頻繫にスマホを割るので、保険のために2台とも手元に残しておきます。

頻繁に壊すといっても、今後5~6年以内にスマホを2台とも壊す可能性はかなり低いと思います。さらに、生活の基盤が安定し、鬱状態から回復すれば、注意力散漫でスマホを壊す確率も下がると思います。
そういった計算をした上で、新しいスマホを受け取った翌日に、2年ほど続けていた端末補償サービスを解約しました。

端末補償サービスの解約による節約効果は、5,016円/年です。
418円×12ヶ月=5,016円/年

さらに、留守番電話サービス300円も解約したので、3,600円/年の節約になりました。
300円×12ヶ月=3,600円/年

端末補償サービスと留守番電話サービスの解約で、計8,616円/年の節約です!
(5,016円+3,600円=8,616円/年)

どちらもスマホをポチポチと押すだけで解約できますので、とても簡単です。あまり大きな額ではありませんが、とても簡単にできるという点からも、スマホ料金の中で無駄に払っている部分がないか、一度、明細書をじっくり見てみることをお勧めします。

* ちりも積もれば山となる:些細な行動でも時間をかけて継続すると大きな結果につながるという意味。改めて読むと、深いですねぇ。

ここで、留守番電話サービスにお金が掛かると聞いて疑問に思った方にために、簡単に説明します。
格安SIMの場合、留守番電話機能が付いていないことが多いので、留守番を使いたい場合は、別途、オプションサービスとして留守番電話サービスを申し込む必要があります。私の場合は、仕事の関係上、留守番電話機能が必須でしたが、今は仕事も変わりましたので😢、留守電はほぼ不要です。

さて、私はこれまでに以下の3つの固定費の見直しを実行してきましたが、その効果はいかほどでしょうか?

  1. インターネット回線の乗り換え=22,620円
  2. ペット保険の解約=10,854円
  3. スマホの端末補償サービスと留守番電話サービスの解約=8,616円

計:42,090円/年

数字だけ見ると、素晴らしい効果が出ているように思いますが、それだけ無駄な出費が多かったという証でもあります。節約しても、浮いたお金を漫然と使ってしまっては意味がありません。例えば、浮いたお金を毎月5,000円ずつ新NISAに投資すれば、5年後には利子が2万円強になります。これが賢いお金の使い方です。

「新NISAについて知りたいけど、なんだか難しくて頭に入らないよ」という人は、以下のリンクを参考にしてください。とても分かりやすいです。

両学長 リベラルアーツ大学 「新NISAのココがスゴイ5選」

日本人は世界の中でもお金に疎い人種だと言われています。それは学校でも家庭でも、お金に対する教育がほとんどされてこなかったからです。
私もお金にはかなり疎い方でしたが、リベ大の動画を見て、お金に対する意識が少しずつ変わってきました。節約に関しても、まだまだ見直せる余地がありますので、今後も見直しを続けていく予定です。
貧困から脱出できると(または、まだ脱出できていなくても、希望が見えてくると)、頭の回転も良くなります。頭の回転が良くなると、機会損失も少なくなり、経済的なメリットが生まれます。経済的なメリットが生まれると、生活に余裕ができます。生活に余裕ができると、心にも余裕ができます。
お金が全てではありませんが、お金があれば自由になれます。心が軽くなります。人生において、それはかなり重要なことではありませんか?
皆さんも私と一緒にお金の勉強をして、経済的自由を達成し、心の自由も掴みとりましょう。

あなたにお勧めの本




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