執筆:2025年4月14日
加筆修正:2026年7月31日
ゴールド価格が高騰している!
戦争や経済危機などの不安が高まると、ゴールドの価格が高騰すると言われていますが、今、まさにその現象が起こっています。
2022年のウクライナ戦争の勃発直後から、ヨーロッパを中心にゴールドの需要が一気に高まりました。その後も、ガザの紛争、トランプショック、イスラエルとイランの紛争などでゴールドの価格は高騰し続けています。世界中で資産を株式や債券からゴールドに切り替える動きが加速しています。
また、国家規模でも同じ動きが起こっており、各国の中央銀行は軒並み、ゴールドの保有率を上げています。もちろん、日本の中央銀行も例外ではありません。
金1グラムの価格が16,800円!
ところで、皆さん、ゴールド1グラムってどのくらいの大きさかわかりますか?すごく小さいんですよ!
下の写真を見てください!これが1グラムの純金です。
失くしたら、絶対に見つからなさそうですよね?これが約1.7万円って、どれだけ高価な物質なのでしょう!

若い女性を中心に「可愛い資産」として人気がある
ゴールド価格が高騰している理由
ゴールド価格が高騰している理由は、大きく分けて以下の二つです。
1. 埋蔵量が限られている
これまでに人類が採掘してきたゴールドの量は約19万トン(オリンピック競技用ブール約4杯分)と言われています。
そして、地中に眠る残存量は既に採掘した量の約1/4と言われています(5万トン、オリンピック競技用プール約1杯分)。
現在のペースで採掘すると、15年~20年後には枯渇する計算です。
ゴールドは古代から貨幣や装飾品などに使われてきましたが、現代では様々な電子部品にも使用されています。

そんななくてはならないゴールドですが、地球上にゴールドの代替となる物質は存在せず、人工的に造ることも不可能です。
そのため、ゴールドの価格は上昇し続けているのです。
2. 中央銀行が大量に買い漁っている
2010年代以降、各国の中央銀行は継続的に金を購入しています。その購入量は年々、増え続け、近年は毎年1,000トンを超えるゴールドを購入しています。
その背景には各国の通貨価値の下落があります。世界で一番安全と言われていた米ドルでさえも、通貨価値が著しく下落している状況です。
そのため、これまで自国の通貨を米ドルに代えて資産価値を保全していた国々も、価値が減らない資産として、米ドルの代わりにゴールドを選ぶようになっています。
特にロシアや中国など米国と敵対する国は、経済制裁の一環として度々、保有している米ドル資産を凍結されてきたので、米ドルを敬遠するようになっています。
ゴールドの価格は暴落しないのか?
ゴールドは安全資産ですが、株式と同じように常に価格が変動しています。
つい最近も、一部の投資家の間で手持ちのゴールドを売る動きがあり、ゴールド価格が一瞬、下がりました。
このブログを書いている現在もゴールド価格は上昇を続けています。(2025年4月14日現在の金1グラム:16,399円。)
しかし、長期的に見れば、ゴールドの価格は確実に上昇し続けると思います。なぜならば、地球上にあるゴールドの量は限られており、その希少性ゆえにゴールドの価値は棄損しないからです。
有事の金は本当か? ― 安全資産としてのゴールド
ネットで調べてみると、「ゴールドはこれからも上昇を続けるから、投資すべき」とか、「リスク分散のために株だけではなく、安全資産も保有すべき」などの意見が多く見られます。しかし、ゴールドは本当に「安全資産」なのでしょうか?
実際にゴールドを買う前に、まずはこの点から調べることにしました。
踊子は2024年から株式投資を始めた初心者です。投資を始めるまでは、「安全資産」という言葉さえ知りませんでした。
踊子と同じ投資初心者の方のために、まずは「安全資産」の定義から整理します。
安全資産とは、価格に大きな変動がなく、元本割れしない資産を指します。価格は下落しませんが、上昇もしません。つまり、損失も出さない代わりに、利益も生み出さない資産というわけです。
代表的な安全資産は以下の4つです:
・預貯金
・国債
・ゴールド
・貯蓄型保険(契約満了時には、元本が返ってくる)
一方、「安全資産」と対極にあるのが「リスク資産」です。
リスク資産とは、将来の価格が予想困難な資産、または元本割れの可能性がある資産を指します。
大きなリターンが期待できる反面、損失を被る可能性があります。
代表的なリスク資産は以下の4つです。
・株式
・投資信託
・社債
・不動産
安全資産とリスク資産を上手に組み合わせて保有するのが、賢い資産運用です。
注意すべきなのは、安全資産である預貯金もインフレが上昇すると価値が目減りする点です。
仮に、インフレ上昇率を年3%と仮定すると、現在の100万円は10年後には80万円の価値しかなくなってしまうからです。つまり、10年後には100万円あっても80万円分の買い物しかできなくなってしまうということです。
数年前まで、日本ではゴールドはあまり人気がありませんでした。しかし、世界的には、ゴールドは人気の高い安全資産です。海外の富裕層はリスク分散のために、ポートフォリオにゴールドを一定の割合で組み入れています。
しかし、近年のゴールド相場は異常です。ゴールド投資で資産を増やそうとする人が増えたせいか、短期間で価格が異常に高騰しています。
取引が「投資」ではなく、「投機」となっている時は、要注意です。「皆が買っているから」という理由で手を出さず、価格が落ち着くまで待つのが得策です。
そもそも、ゴールドは安全資産なので、減りもしなければ、増えもしない、「守りの資産」です。ゴールドで儲けようとするのは、間違いです。
投資の神様ウォーレン・バフェット氏も「ゴールドは何も生み出さない。ただそこにあるだけ」と言っています。
ゴールドは株のように利子を生み出しませんし、複利の力で雪だるま式に増えていくこともありません。
起爆力で言ったら、複利の力を持つ株にはかないません。
しかし、インフレで現金の価値が半分になっても、大暴落が来て株の価値が半値以下になっても、ゴールドの価値は大きく変わりません。
また、壊滅的な規模の戦争や大災害が起こると、通貨や株は意味をなさなくなりますが、ゴールドの価値は変わりません。実際に、東日本大震災の時にはゴールド価格が高騰しました。
いざという時、貴方を守ってくれるのがゴールドなのです。

出典:UNBANKED
今も昔も変わらぬゴールドの魅力
ゴールドの価値が変わらないと言うと、中には「価格がこんなにも上がっているじゃないか」と思う方もいらっしゃると思います。
確かに、現在、ゴールドの価格は急上昇しています。数年前にゴールドを買った人は、爆益が出ているかもしれません。
では、なぜ、ゴールドは何も生み出さないと言われるのでしょうか?それには物価の変動とゴールド価格の変動を照らし合わせてみると分かります。
100年前、200グラムのゴールドのインゴットを10本持っていれば、家が一軒建てられたと言われています。(ゴールド200g:約300円、1926年)
そして、現在もゴールドのインゴットが10本あれば、平均的な一戸建てを建てることができます。(ゴールド200g:約4,800,000円、2026年)
そして100年後も、ゴールドのインゴットを10本持っていればきっと家が建てられるでしょう。
つまり、今も昔もどれだけ物価が上がっても、通貨の価値が下がっても、ゴールドの価値は変わらないのです。


いつ買ってもゴールドの本質的な価値は変わらないとすれば、これからは躊躇せずにゴールドを買えそうですね。
株式とゴールドのポートフォリオが推奨されている理由
ゴールドをポートフォリオに組み入れる最大の理由は出口戦略にあります。
多くの人は老後資産を作るために株式投資を行っていると思います。
しかし、株式投資で築いてきた資産をいざ取り崩そうとした段階で、大暴落が来たらどうなるでしょうか?あなたの資産は大きく目減りしてしまいます。
例えば、株式投資で築き上げた老後資金3,000万円が、大暴落で半分の1,500万円まで減ってしまったら… 30年は保つと思っていた老後資産が、15年で底をついてしまうかもしれません。
しかも、株価が回復するまでには時間が掛かります。リーマンショックでは株価が元の水準に回復するまで6年かかりました。今後、リーマンショック級の暴落が来ることはないだろうと言われていますが、未来は誰にも分かりません。
若い世代であれば、株価の回復を気長に待てますが、収入がないシニア世代にはそんな余裕はありません。
株しか保有していなければ、株を取り崩して生活するしかありません。1口10,000円だった株が1口5,000円になってしまえば、10,000円を得るためには2倍の口数を売らなければなりません。そんなことをしていたら、株はあっという間になくなってしまいます。
しかし、現金やゴールドや債券など株式以外の安全資産を保有していれば、当面はそちらを取り崩しながら、株価が回復するのを待つことができます。口数を大きく減らさなければ、株価が回復した時、再び3,000万円に戻る可能性は大です。それどころか、3,000万円を上回る可能性すらあります。なぜなら、「大暴落の後には、必ず株価が大きく伸びる」からです。
しかし、口数を大きく減らしてしまったら、株価が回復しても二度と3,000万円に戻ることはないでしょう。安全資産をポートフォリオに組み入れていない人は、自ら資産を減らしてしまうだけでなく、絶好のチャンスまで逃しうのです。
上記の理由から、ポートフォリオに一定の割合で安全資産を組み入れることが推奨されているのです。いざという時のために、生活費の3ヵ月分~3年分の現金と株式以外の安全資産を確保しておくことが重要です。
金インゴットはどこで売っているのか?
ゴールドのインゴットは、「地金商」から購入できます。
「地金商」とは、ゴールドやプラチナなどの貴金属の地金を製造・販売する事業者のことです。また、地金を販売するだけでなく、買い取りもしています。
大手の地金商と言えば、田中貴金属、東京貴金属地金店、三菱マテリアル、日本マテリアルなどが有名です。
その中で購入手数料が一番安いのは日本マテリアルです。手数料が一番高い田中貴金属と比較すると、その差は約2倍です。
ご参考までに、各社の手数料の比較表を貼っておきます。

どの地金商でも、100グラムを超えるインゴットは
手数料が無料になるため、表には載っていません。
注:インゴットは購入時も売却時も手数料が発生しますのでご注意ください。
御徒町にある日本マテリアル本店に行ってきた!
調べたところ、ゴールドのインゴットはインターネットでも購入できるみたいです。しかし、インゴットなんて買うのは初めてですし、自分の目で確かめないと不安だということで、御徒町にある日本マテリアル本店まで行ってきました!

日本マテリアル本店は御徒町駅から少し離れた、大通り沿いにあります。高級感漂う店構えに圧倒されてしまいましたが、勇気を出して入ってみると、高級宝飾店のような雰囲気はなく、もっとビジネスライクな雰囲気でした。
平服で来ている方が多く、ポロシャツにジーンズという恰好の踊子でも浮きませんでした。
今は普通の人が普通にゴールドのインゴットを買う時代なのです。
インゴットを購入する際の注意点は、以下の二つです。
- 顔写真付きの身分証明書が必須
売却時だけでなく、購入時にも身分証明書が必要になります。 - 支払いは現金または銀行振り込みのみ
クレジットカードは使えません。
<具体的な購入手順>
1. 受け付けに予算と希望するグラム数・個数を伝える。
2. 奥の個室に案内されたら、必要書類に個人情報を記入し、先に支払いをする。
3. 金庫からインゴットが運ばれてくる。
4. 「計算書」に書かれているシリアル番号とインゴットの刻印を確認し、受取り書に署名する。
5. インゴットを受け取る。

ここで会計を済ませ、インゴットを受け取る
注:ゴールドのインゴットは貴重品ですので、厳重に管理されています。コンビニのように、さっと払って、さっと受け取ることはできません。
ちなみに、ゴールドのインゴットは、購入時に10%の消費税を払わなくてはなりません。各地金商のホームページに記載されている「本日の金価格」には、この10%の消費税が上乗せされています。

ゴールドのインゴットを購入すると、「計算書」が発行されます。これが購入証明書の代わりになります。
証明書には購入者名や購入日、金額、ゴールド相場、品名、製造番号、ゴールドの純度、重さなどが記載されています。
計算書は再発行してもらえませんので、失くさないようにしましょう。踊子は原本とは別にコピーも保管しています。
計算書を失くしてもインゴットの売却は可能ですが、計算書がないと、売却時の税金が増える可能性があります。
インゴットはインターネット注文もできる!
大手の地金商では、インターネット注文にも対応しています。オンラインショップが開いている時間(午前中のみの場合が多い)にアクセスし、カゴに商品を入れ、ポチっと押せば完了です。
後は、指定時間までに指定された口座にお金を振り込めば、1週間後には宅配便で自宅にインゴットが届きます。
宅配便には盗難・紛失保険が掛けられていますので、ご安心を!
2025年末から2026年初旬まではどの地金商もインターネット販売を中止していたのですが、2026年6月現在は再開しています。
お住まいの地域によっては、店舗まで足を運ぶよりも、送料のほうが安くなる場合がありますので、是非、ご検討ください。往復の時間や労力を考えると、インターネット注文は便利で良いと思います。
ご参考までに、日本マテリアルのインゴットの送料を記載しておきます。

※200万円以上購入した場合は、顔写真付き身分証明書をFAXで提出する必要があります。
実物が入手できない場合は…
ゴールド人気の過熱により、現在、実物が手に入り辛くなっています。
しかし、純金積立やETFでしたら、すぐにでも始められます。
この二つの方法について、詳しく説明します。
純金積立て
純金積立のメリットは、少額から積立てが可能な点です。ゴールドのインゴットは高くて手が出せない人でも、純金積立だったら気軽に始められます。積立額が一定の金額に達すると、実物のインゴットとして引き出すことが可能です。
純金は地金商の金庫で保管されていますので安心です。
しかし、純金積立には以下のようなデメリットもありますので、注意しましょう。
高い手数料
空前のゴールドブームを受けて、2025年、大手地金商は軒並み純金積立の手数料を引き上げました。
大手地金商の多くは純金の保管料を無料にしていますが、保管料以外の名目でかなりの手数料を取っています。
1. 年会費
年会費は無料のところと、そうでないところがあります。
田中貴金属の場合、年会費は1,100円(税込み)です。
2. 積立手数料
顧客に代わって地金商がゴールドを買い付けする際には、手数料(買付手数料=積立手数料)が発生します。
積立手数料は積立金額の2.8%〜1.6%です。
3. 口座管理料
積立を休止すると、約1,300円/年の口座管理料が発生します。
4. 引き出し手数料
インゴットの引き出し時には、引き出し手数料がかかります(1回につき、約2,000円)。
5. バー指定料
500g未満のインゴットを引き出す場合は、1本ごとにバー指定料がかかります。
指定料はどこの大手地金商も大差はありません。
<田中貴金属のバー指定料>
500g以上: 無料
100g以上〜500g未満: 16,500円(税込)
50g以上〜100g未満: 8,800円(税込)
20g以上〜50g未満: 4,400円(税込)
6. 振込手数料
解約した積立金を現金で受け取る場合は、振込手数料がかかります。
7. 送料
数十年前でしたら、ふらっと店舗に立ち寄って、当日に現物を持って帰れたようですが、現在はインゴットの店舗受け取りはできなくなっています。
インゴットの引き出しには数日を要するため、後日郵送となります。
税金
最期に、純金積立には税金がかかることもお忘れなく!
純金積立で得た利益は、ゴールドのインゴットと同じように「譲渡所得」として扱われます。
譲渡所得(売却益)が年間50万円以下の場合は、非課税となります。
詳細については、「ゴールド売却時の注意点」の項をお読みください。
上述したすべての手数料を合計すると、純金積立の手数料は無視できない額になります。
これらの手数料を少しでも減らしたい人は、大手地金商ではなく、ネット証券の純金積立を利用するか、ゴールドのETFを購入するほうが良いでしょう。
ゴールドのETF
ゴールドのETF*は「ペーパーゴールド」とも呼ばれ、金の価格に連動する投資信託です。株式のように証券会社を介して購入します。
自宅に居ながら、インターネット上で好きな時に売買できる点が魅力です。
また、純金積立と同じように、毎月、少額から始められる点も魅力の一つです。
NISAの成長投資枠で購入すれば非課税になりますし、純金積立のような手数料も不要です。
すべてが電子上の取引で完結するので、現物を手元に置くリスクもありません。
* ETF:通常の株式と同じように、リアルタイムで自由に売買できる「上場投資信託(Exchange Traded Fund)」
インゴットの保管方法
純金積立と違って、インゴットの場合は現物ですから、購入後の保管には気を付けなくてはなりません。
大量のインゴットを保有している富裕層は、銀行の貸金庫に入れて保管しているようですが、庶民の場合は箪笥の中に保管している方が多いかもしれません。
インゴットを自宅で保管する場合、一番怖いのは盗難と火事です。
持ち運びのできる小型の耐火金庫ならリーズナブルなお値段で購入できますので、そのような物を買って、宝飾品と一緒に保管しておくといいかもしれません。
小型の金庫なら隠し場所にも困らないでしょうし、何かあった時はそのまま持って逃げられます。
但し、あまりにも安価な物を選んでしまうと、耐火性が低く、耐火金庫の役割を果たさない可能性があります。
金は融点が約1,064℃と比較的高いため、火事でも溶けずに残ります。1,064℃を超えるような大規模火災では溶けてしまう可能性がありますが、冷えると固まりますので、運良く焼跡から見つけ出せれば資産価値は保てます。
一方、ダイヤモンドは1,000℃以下の熱で溶けて小さくなり、最後は二酸化炭素となって消えてしまいます。

購入時の注意点
売却時の税金まで考慮して購入するなら、大きなインゴットではなく、小さなインゴットを購入しましょう。
小さなインゴットを少しずつ売れば、売却益を50万円以下に収めることができ、節税になります。また、確定申告も不要になります。
遺産分割の場合でも、大きなインゴットを一つだけ持っているよりは、小さなインゴットに分けて保有しているほうが、争いが避けられるでしょう。
また、購入時には数年先のゴールド価格を予測して、グラム数を選択する必要があります。
今のペースでゴールド価格が上昇していくと、数年後には20グラムのインゴットでさえも、売却益が50万円を超えてしまうかもしれません。
売却時の注意点
ゴールド投資の基本は「ガチホ」です!長く保有すればするほど、利益は大きくなります。
しかし、手持ちのゴールドを売却しなければならない時もあるかもしません。
そんな時のために、ゴールド売却時の注意点をまとめてみました。
売却時の一番の問題は「税金」です。売却益にかかる税金を減らすためには、以下の4点に気を付けましょう。
1. ゴールドを売却して得た売却益は、「譲渡所得」として扱われる
「譲渡所得」は所有期間が5年(長期)を超えているか、5年以下(短期)かによって税率が大きく変わります。
短期譲渡所得の場合は税率 39.63%、長期譲渡所得の場合は税率 20.315%です。
年間の売却益が50万円以下であれば、短期でも長期でも非課税になります。
年間の売却益が50万円を超える場合は、短期か長期かによって税率が変わります。
短期譲渡所得の場合は、「売却益から50万円を差し引いた額」に39.63%が課税されます。
長期譲渡所得の場合は、「売却益から50万円を差し引いた額に0.5を掛けた額」に20.315%が課税されます。
5年以下:売却益 − 特別控除50万円
5年以上:売却益 − 特別控除50万円×1/2
2. 売却益が50万円を超える場合は、確定申告が必要
年間の金の売却益(特別控除を引いた後)が50万円を超える場合は、確定申告が必要になります。
また、一回の売却金額が200万円を超える場合は、買取業者によって税務署に「支払調書」が提出されます。
インゴットは購入時にも身分証明書を提示しており、売却時は支払調書が提出されるので、購入・売却はすべて税務署に把握されています。申告漏れには気を付けましょう。
3. 売却は少しずつ
小さなインゴットを複数購入し、まとめて売らずに、少しずつ売却しましょう。
売却益が50万円以下であれば、非課税になります。
4. 売却には手数料がかかる
買取手数料は業者によって異なりますが、通常、売却益の約1~3%と言われています。
50gのインゴットを売却した場合、手数料は4,400円〜6,600円程度になります。
一般的に、市中の買取業者に買い取ってもらうよりは、購入元である地金商に買い取ってもらうほうが適正な査定を受けられると言われています。
「買取手数料、無料!」と謳っている業者の中には、その分、買取価格を不正に下げている所もあるので注意が必要です。

10g、5g、2g、1gと小さなインゴットも作られるようになった。
グラム数の小さなインゴットは人気が高く、常に品薄

金地金を購入するために朝から長蛇の列が出来ていた
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